サステナビリティ
Innovation for a better future
DELOの原動力は、イノベーションによって未来を創造すること。DELOが創業以来持ち続けてきた技術的な挑戦に対する熱意と未来志向の考え方は、他社と一線を画すものです。当社は継続的なイノベーションを通じて持続可能な発展に貢献しており、社会、経済、環境保護の面でも企業としての課題に真剣に取り組んでいます。あらゆる分野に於いて、お客様や従業員のニーズに調和した健全な成長を目指しています。
接着技術が最新のテクノロジーを創出
接着技術は、電動モビリティや、太陽光エネルギーなど新しい分野の開発 小型化を可能にしています。DELOの高機能接着剤はこれらの分野で重要な役割を果たしています。
- 電気モータの性能向上
- バッテリーシステムの熱処理技術
- 効率的なプロセスで製造する小型部品(センサ、RFIDタグ、オプトエレクトロニクス部品など)
- 薄膜太陽電池の信頼性向上
接着技術は、革新的な製品の創造やバリューチェーン全体の有効資源利用に貢献します。接着剤の利用は、溶接のように大量のエネルギーを必要とする接合技術に代わる付加価値の高い接合技術ソリューションです。さらに、最新の接着剤では硬化時間の短縮と省エネルギーにより、従来の製造工程で必要としていたエネルギー量を大幅に削減できます。
DELOのサステナビリティプロジェクト
サステナビリティの取り組みとして、世界の二酸化炭素排出量の削減に貢献しつつ、持続可能な成長を確保することで従業員にとって魅力的であり、かつ安心できる企業であり続けたいと考えています。従業員やパートナー企業、お客様と共に変化を生み出す――――DELOではそれら全て実現可能であると考えています。
エネルギー効率に優れた接着プロセス
DELOは持続可能で効率的なプロセスソリューションのスペシャリストです。当社の主力接着剤はUV硬化型接着剤であり、エネルギー多消費型の熱硬化に代わる新たな手法として、継続的な開発に取り組んでいます。お客様におけるスコープ1(燃料の燃焼)、スコープ2(エネルギーの使用)の排出量(熱源となる油や電力の消費による直接的 間接的排出量)の削減に寄与することで、スコープ3(サプライチェーンの排出削減)を最小限に抑えてています。
DELOの革新技術である"Activation on the flow"は、最大で98%の二酸化炭素の排出を削減します。ディスペンサと予備活性を組み合わせることで、複雑な形状の部品や不透明部材もUV硬化が可能です。「Activation on the flow」は、熱硬化に代わるリソース セービング技術です。
バイオ由来接着剤とデボンディング(剥離)
一部のDELO 製品では長年にわたりカシューナッツシェルオイルなどバイオベースの原材料を使用しています。社内での開発品の試験のほか、主要な技術系企業と連携して市場で入手可能であり、持続可能な原材料の製品化確認試験を行っています。DELO が使用する原材料は全て無溶剤型材料です。
接合部のデボンディング(剥離)は、弊社のエキスパートが、IRやマイクロ波などの放射による手法、熱、機械的手法を用いて検証します。弊社の製品には、高い接着強度を保持しつつ熱湯を用いて接着部分を剥離できる製品もあります。給水膨張により、接着剤で接合した部品を機械的に分離できる接着剤もご用意しております
カートリッジとパッケージ
DELOでは、バイオベースもしくはリサイクル素材のカートリッジ利用に重点的に取り組んでいます。当社の高機能接着剤に影響を及ぼさない実際に利用可能なカートリッジの総合的な研究を行っています。持続可能なパッケージソリューションに関し、サプライヤと緊密な情報交換を行い、定期的な市場スクリーニングを通じて、常に最新情報を把握しながらサンプリングを進めています。
DELOは独自のカートリッジも開発しており、本社近くのパートナーに製造を委託しています。配送ルートが短いため、CO2排出量の削減につながり、配送の信頼性も高いレベルで保証されています。
すでに行っている取り組みの一つとして、カートリッジの密閉蓋をプラスチック製から小さなホイルシールに変更する事で、 ご利用時お客様における蓋の廃棄物を95%削減しています。
トレーからパレットまで:パッケージソリューションで利用するリサイクル材料の割合は80%~100%に高めています。DELOではWorld Courier社などの温度管理輸送コンテナ2018年から導入しており、年間1,700トン以上の二酸化炭素排出を削減しています。
資格証明、受賞歴、会員情報
DIN EN ISO 14001 – Environmental Management
Responsible Care Award 2015